1912年から110年以上の年月を重ねた辰野金吾氏による名建築。ウェディング当日は、その建物内に一歩足を踏み入れた瞬間から、時間も空間もスタッフも、すべてがおふたりのためだけに存在します。「NELU」＝「煉る」の店名通り、人の手でよりよく。同じ熱量を持った各分野のプロフェッショナルたちと全力で臨む1日に、一瞬たりとも同じ景色はありません。毎回新しい、幾重にもわたる人と人の交わり、心の通い合いが生まれるからで、どんなに時代が進んでも、やはり結婚式は人にしか創れないことを実感します。

学生時代、ウェディング業界で強く美しく活躍する女性に憧れを抱き、将来の自分の姿を重ねました。そんな私がディレクターとして大切にしているのは、ご縁をいただいた1組1組に丁寧に向き合うこと。結婚式を挙げることの意味、価値を、おふたりと同じ温度で考え、答えを紡いでいきます。

皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

子どもの頃から、絵や字をかくことが好きでした。自分の見たもの、感じたことを表現できるのが楽しくて、飽きずに手を動かしていたことを思い出します。年齢を重ね、学生時代は空間デザインを専攻。ウェディングの道に進んだのは「人生において特別な3時間の空間」を彩る仕事に魅力を感じたからです。

NELUには結婚式の「当たり前」が存在しません。明治から時を刻む文化的価値の高い洋館を1日完全貸切にでき、持ち込み自由。そして、各分野の第一線で活躍するクリエイターたちがスタンバイしている。NELUは、おふたりにとってたった一度の結婚式を、想像を超える楽しさ、豊かさで創り上げることができる希少な場所なのです。ご来店いただく新郎新婦様が「実は結婚式を挙げないことも考えたけれど、ここなら自分たちの理想が叶うかもと思って」とおっしゃることも少なくありません。そんなふうに誰かの結婚式の概念を変えたり、可能性の扉を開いたりして、実際に人生の1ページを彩るお手伝いができた時、私は心からのやりがいと幸せを感じます。

もしNELUに少しでもご興味をお持ちいただけたら、ぜひ足をお運びください。おふたりの理想のウェディングについてお話しすることから始めましょう。